インフルエンザの主な症状
まず、インフルエンザにかかるとどのような症状があらわれるのか知っておきましょう。
人によってあらわれる症状は多少異なってきますが、インフルエンザにかかると、主に以下のような症状があらわれます。
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発熱・発熱感
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咳
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悪寒(おかん:病気にかかった時に感じる寒気のこと)
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のどの痛み
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鼻水や鼻づまり
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筋肉や体の痛み
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頭痛
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倦怠感(けんたいかん:だるさのこと)
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嘔吐や下痢
症状をいくつか挙げましたが、人によってインフルエンザの症状はさまざまです。38度以上の発熱は多くの方に見られますが、なかには熱の出ない方もいます。
また、嘔吐や下痢の症状は大人よりも子どもにあらわれる頻度が高いと言われているため、子どもがインフルエンザを発症してしまった際には注意が必要です。
ここではインフルエンザの症状の経過を、初期症状から治るまでの期間に分けて説明します。[1][2]
初期症状
インフルエンザは急に38度以上の熱が出て発症するケースが多く、「初期症状」といえるものはあまりありません。
しかし、なかには咳・鼻水・悪寒などを感じたあとにインフルエンザを発症する方もいます。
風邪のような症状が出始めたら、念のためインフルエンザの可能性も考えて行動しましょう。
「午前中は元気だったのに午後になったら急に熱が…」なんて言うこともインフルエンザでは珍しくありません。
特に子どもの場合は夜間に急に発熱することがあるため、すぐに病院に行くなどの対処ができず困ってしまいますよね。
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発症1~3日目
インフルエンザを発症すると、38度以上の発熱や倦怠感、悪寒などの全身症状が急激にあらわれます。
「さっきまで普通だったのに、いきなりゾクゾクと寒気がして熱が出た」という方は珍しくありません。
発症時の症状には発熱や倦怠感以外に関節痛、筋肉痛、頭痛などもあり、やや遅れて咳・鼻水・のどの痛みなどがあらわれます。
人によって感じ方は異なりますが、熱が続き、咳や鼻水もつらくなる発症2~3日目ごろに症状のピークをむかえる方が多くみられます。[15]
また、インフルエンザがうつる可能性があるのは発症1日前から発症後5〜7日ごろまでです。一番うつしやすいのは発症1〜4日目なので、マスクや消毒などできる限りの感染対策をおこないましょう。
関連記事:「家族間でインフルエンザに感染する確率を下げるためには? 」
関連記事:「インフルエンザがうつる確率はどのくらい?かからない人がいる理由も解説 」
関連記事:「インフルエンザで熱が上がったり下がったりするのはなぜ?理由や対処法を解説」
発症3~5日目
発症から3〜5日たつと、徐々に熱が下がり楽になってきます。
体が回復に向かって動き出す時期でもあります。
しかし、咳や鼻水などの呼吸器症状やのどの痛みは続きがちです。人によっては、この頃に下痢や嘔吐などの消化器症状が出ることもあります。
インフルエンザによる消化器症状は大人よりも子どもに多く、下痢や嘔吐などによる脱水症状には引き続き注意が必要です。
症状の個人差があるように、治る経過にも個人差があります。無理をせず、ゆっくりと休むことが大切です。
発症6~10日目
発症から6〜10日目は治癒傾向となり、「治りかけ」といえる状態です。症状は全体的におさまってきますが、インフルエンザウイルスが体の中からいなくなっても咳や鼻水などの風邪症状が残る場合もあります。
また、インフルエンザがうつりやすいのは発症から7日目くらいなので、8日目以降は他の方にうつす可能性は低くなります。
しかし、小さな子どもや免疫力の低い方が身近にいる場合は、念のためマスクや消毒などの基本的な感染対策を続けると安心です。[2]
インフルエンザの経過を表にまとめたので、参考にしてください。
経過の目安 |
主な症状 |
感染力 |
潜伏期間(1~3日間) |
なし |
発症前日から感染力あり |
発症1~3日目 |
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あり |
発症2~3日目 |
|
あり |
発症4~5日目 |
|
あり |
発症7~10日目 |
治癒 |
発症から7日目くらいまで 感染力が残る可能性がある |
潜伏期間とは、ウイルスが感染してから症状が出るまでの期間のことです。つまりインフルエンザウイルスに感染しても、すぐには症状があらわれません。
しかしインフルエンザに感染した人からのウイルス排出は、発症前日から発症後7日目あたりまで続きます。そのため潜伏期間のうちから、周りへ感染させてしまう危険性があるのです。
関連記事:「インフルエンザによる倦怠感はいつまで続く?対処法も解説 」
インフルエンザの重症化について
重症化しやすい人 |
重症化しやすい基礎疾患 |
(とくに2歳未満)
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(喘息、慢性閉塞性肺疾患など)
(ステロイド内服中、自己免疫疾患など) |
上の表は、インフルエンザが重症化しやすい人や基礎疾患についてまとめたものです。
インフルエンザにかかると、高齢者であれば肺炎や気管支炎、乳幼児であれば中耳炎や熱性けいれん、脳炎などの合併症を起こすことがあります。
また呼吸器や心臓、腎臓の慢性疾患や糖尿病などをお持ちの方、免疫抑制剤などを使用している方なども、肺炎をはじめとする合併症や持病の悪化をおこすリスクが高いです。
命に関わる可能性もあるため、リスクの高い方に合併症を疑う症状がみられた場合は、すみやかに医療機関を受診しましょう。
乳幼児・大人それぞれの重症化・合併症の兆候について表にまとめたので、参考にしてください。[3][4][5]
乳幼児 |
大人 |
(8時間尿が出ない・泣いても涙が出ない)
|
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インフルエンザと風邪の違い
発熱や咳などの症状がみられたときに、インフルエンザなのか風邪なのかを自己判断するのは至難のわざです。
実は、インフルエンザと風邪はどちらも伝染性の呼吸器疾患ですが、原因となるウイルスは異なります。
それぞれの特徴を知っておくと、自分がどちらにかかったかをある程度は推測できるでしょう。ここでは、インフルエンザ・風邪の特徴や違いを解説します。[6]
インフルエンザの特徴
日本での一般的なインフルエンザの流行シーズンは12月~3月頃で、空気が乾燥する時期に多く発生します。
インフルエンザウイルスのうち、大きな流行を起こすのはA型とB型です。A型インフルエンザウイルスは、ウイルスの形を変化させていく特徴があります。
そのため一度感染しても、変化したウイルスには体内の免疫が効かず、同じシーズンに感染を繰り返すことも珍しくありません。
一方、B型インフルエンザウイルスは変異しにくいため、同じシーズンに感染を繰り返すことは少ないでしょう。
インフルエンザにかかると、発熱や全身の倦怠感、関節痛や筋肉痛などの強い症状が初期から急激にあらわれます。
その後、のどの痛みや咳、鼻水など風邪のような症状が遅れて出てくるのが特徴です。
なお通常は7~10日ほどで症状が落ち着きますが、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こし、重症化することもあります。
2023~2024年は、9月初旬に長崎県でインフルエンザ警報が出て以来、全国的な流行が2024年2月時点でも継続中です。
2024年2月初旬に国内で検出されたインフルエンザウイルスは、A型が2種類で感染者全体の51%と20%、残りはB型で29%でした。[16][17]
一般的な風邪の特徴
風邪は冬に流行しやすいものの、夏風邪といわれるように季節に関わらず発生します。
原因としてライノウイルスやアデノウイルスなどのウイルスのほか、細菌によるものがあります。
一般的な風邪であれば、のどの痛みや鼻水、咳などの上気道の症状がメインです。
これらに加えて発熱や頭痛、関節痛、倦怠感などがあらわれることもあるでしょう。
しかし風邪症状はゆるやかに起こることが多く、インフルエンザよりも軽いケースがほとんどです。
基本的には7~10日ほどで自然に治りますが、乳幼児や高齢者などでまれに重症化する場合もあります。
新型コロナウイルスとはどう違う?
新型コロナウイルスは、季節を問わず感染の波をつくります。
2024年9月時点での主流は2023~2024年にかけて拡大したオミクロン変異株・JN.1株で、感染力の強さが特徴です。[7]
飛沫感染や接触感染だけでなくエアロゾル感染もするため、周囲へ感染が広がりやすいといえるでしょう。
新型コロナウイルス(オミクロン変異株・JN.1株)の症状は、一般的な風邪とあまり変わりません。
微熱症状や頭痛、のどの痛みなどがゆるやかに出る方が多く、なかには味覚や嗅覚に異常を感じる方もいます。
症状が出ずに回復する無症状の方もいるため、風邪やインフルエンザに比べて症状が多彩といえるでしょう。
ほとんどの方は、7日ほどで新型コロナウイルスから自然に治癒していきます。
しかし高齢者や妊婦、基礎疾患がある方は、インフルエンザと同様に重症化リスクが高いため注意が必要です。
また、新型コロナウイルスは、10〜20%ほどの方に回復後も倦怠感や咳、頭痛などの後遺症が残るという報告もあります。[8]
実は、オミクロン株やJN.1株では味覚や嗅覚の異常を感じるケースは少なくなってきており、風邪と新型コロナウイルス、インフルエンザの見分けはさらに難しくなっています。
新型コロナウイルスとインフルエンザは同時感染することもあるため、症状だけで自己判断せず医師の診察を受けるようにしてください。
インフルエンザ・風邪・新型コロナウイルスの特徴を表にまとめたので参考にしてください。
インフルエンザ |
風邪 |
新型コロナウイルス | |
感染経路 |
飛沫・接触 |
飛沫・接触 |
飛沫・接触・エアロゾル |
潜伏期間 |
1~3日 |
2~4日 |
2~7日 |
症状のあらわれ方 |
急激 |
ゆるやか |
ゆるやかだが、急激に重症化することもある |
主な症状 |
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治療方法 |
抗インフルエンザ薬 対症療法 | 対処療法 |
対症療法 |
ワクチン |
あり |
なし |
あり |
インフルエンザの感染経路や潜伏期間について
流行し始めると一気に広まりやすいインフルエンザ。
実際に感染した場合、必ず発症してしまうのでしょうか。
ここでは、インフルエンザの感染経路や潜伏期間について説明します。
感染経路
インフルエンザは、飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。
飛沫感染は、インフルエンザにかかっている人が咳やくしゃみをしたときに飛ぶしぶきが関係しています。周りにいる人が、このしぶきを目や鼻から吸い込んでしまうと感染が起こります。
咳やくしゃみのしぶきは2mほど飛ぶと言われているので、近距離にいた場合には浴びている可能性が高いでしょう。
また接触感染は、感染した人が触ったものを介して自分の手にウイルスがつき、その手で鼻や口を触ることで起こります。
鼻腔や咽頭から体内に入り込んだインフルエンザウイルスは、気道の粘膜で細胞内に侵入し、上気道~下気道、肺で増殖していきます。
関連記事:「家族間でインフルエンザに感染する確率を下げるためには?」
関連記事:「インフルエンザがうつる確率はどのくらい?かからない人がいる理由も解説」
潜伏期間
インフルエンザの潜伏期間は、1~3日程度です。
またインフルエンザに感染した人において、発症前日から発症後7日目あたりまでウイルスが排出されると言われています。
潜伏期間には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに周りの人にうつしてしまうかもしれません。
インフルエンザ感染者との接触があった場合、3日程度は体調に変化がないか慎重に観察するようにしてください。
数日以内に高熱や関節痛、全身の倦怠感などの症状があらわれたら、インフルエンザの可能性が高いでしょう。
しかしインフルエンザに感染しても、必ず発症するわけではありません。
日頃から予防をしたり免疫力を高めたりすることで、インフルエンザの発症防止も期待できます。
インフルエンザに感染したかも!検査はいつできる?
インフルエンザのような症状が出たら、まずは近くの内科を受診してください。子どもであれば、小児科を受診してもよいでしょう。
インフルエンザの疑いがある場合、病院で迅速診断キットを使って検査するのが一般的です。
検査のタイミングは、症状があらわれてから12~48時間以内が推奨されています。[9]
なぜなら発症後12~48時間であれば、ウイルスが十分に増殖しているため検査で陽性を確認しやすくなるからです。とくに発症から24時間後に受ければ、検査の正確性が高くなるでしょう。
高熱が出た直後では、ウイルスが十分に増えていないことがあり、検査を受けても偽陰性となる可能性があります。
早すぎる検査は、再受診・再検査につながる恐れがあるため、なるべく推奨時間に受けるようにしましょう。
しかし顔色が悪い、意識状態が悪い、痙攣している、水分がとれないなどの場合は、12時間経過するのを待たずに医療機関を受診するようにしてください。
なお48時間以降になると、ウイルスの量が減少しているため、正確な検査結果が得られない可能性が高いです。
ただしインフルエンザの診断は、検査でのみ行うわけではありません。インフルエンザの流行状況、接触歴、症状、診察時の所見なども合わせて、医師が総合的に判断します。
そのため検査をしなくても、インフルエンザと診断されることもあるでしょう。またインフルエンザ治療薬は、症状が現れてから12~48時間以内に服用すると効果的です。
治療薬の服用と検査に適するタイミングは同じなので、ぜひ覚えておきましょう。
回復後、仕事や学校にはいついける?
子供がインフルエンザを発症した場合、学校安全保健法で「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日間(幼児は解熱後3日まで)を経過するまで」出席停止期間が定められています。[12]
大人の場合は、インフルエンザ発症後の出勤再開について決まりはありません。
発症前日から発症後7日目あたりまでウイルスが排出される可能性があるため、症状が軽快していても外出や出勤は注意が必要です。
職場の就業規則に従い、仕事に差し支えなければ発症後7日目くらいまで休むのが望ましいといえるでしょう。
関連記事:「インフルエンザでの待機期間は?学校や会社の出席停止期間も解説 」
関連記事:「インフルエンザに感染したら、兄弟も学校は休むべき?ほかの家族にうつさないための感染予防方法についても解説」
インフルエンザの予防方法を紹介
インフルエンザにかからないためには、日常生活においても気をつける必要があります。
かからないように意識して対策することで、感染予防や重症化防止につながるでしょう。
ここでは、インフルエンザの予防方法について紹介します。
インフルエンザ流行前に予防接種を受ける
インフルエンザワクチンは、インフルエンザを予防するために重要です。
ワクチン接種でインフルエンザに感染しなくなるわけではありませんが、重症化を防ぐ効果が期待できます。またインフルエンザワクチンには、発病を抑える効果も認められています。
ワクチンを接種してから効果が現れるまでには2週間程度かかるため、12月中旬までにはインフルエンザワクチンを接種しておくのが望ましいでしょう。
とくに高齢者や基礎疾患がある方は、重症化のリスクが高いので忘れずに接種しましょう。なお流行するインフルエンザウイルスの型は毎年変わります。
このため過去にワクチンを打っていても、毎年の接種が重要です。
関連記事:「インフルエンザ予防接種は受けるべき? ワクチンの効果や注意点について詳しく解説 」
関連記事:「2023-2024年インフルエンザワクチンの接種時期や供給状況について解説 」
手洗い・消毒
インフルエンザを予防するために、帰宅したら手洗いを丁寧に行ってください。流水・せっけんによる手洗いは、手指についたインフルエンザウイルスを物理的に取り除くために有効な方法です。
インフルエンザだけでなく、飛沫・接触感染する感染症対策の基本といえるでしょう。なお手指のアルコール消毒もインフルエンザの予防に効果的です。
こまめな換気
室内は、外から持ち込まれた汚れが空気中に浮遊しています。2~3時間に1回ほど換気をして、部屋の空気を入れ替えるとよいでしょう。
窓開けによる換気は、対角線上に位置する窓やドアを2か所開放すると効果的です。
適度な湿度の保持
室内の空気が乾燥していると、気道粘膜の防御機能が低下して、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。
またインフルエンザウイルスは湿気に弱いため、部屋の中を常に乾燥させないことが重要です。そのため加湿器などを利用し、部屋の湿度を50~60%に維持するようにしましょう。
十分な栄養・睡眠
疲れやストレスがたまり、免疫力が低下するとインフルエンザにかかりやすくなります。
栄養バランスのよい食事を摂ったり、十分な睡眠時間を確保したりするなど、疲れをためないように意識しましょう。
ビタミンA・C・Dなどの栄養素は、免疫系の調整に関係しておりインフルエンザの予防に役立ちます。[13]
これらのビタミンを含む食品を積極的に取り入れながら、バランスのよい食事を心がけましょう。以下はビタミンA・C・Dを含む食品の一例です。
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ビタミンA:にんじんやほうれん草などの野菜、鶏や豚のレバー、ウナギ
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ビタミンC:じゃがいもやピーマンなどの野菜、オレンジやキウイなどのフルーツ
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ビタミンD:きくらげやマイタケなどきのこ類、サケやイワシなどの魚類、卵
また肥満がインフルエンザの重症化にかかわるという研究報告もされています。[14]
体脂肪が多い人や、BMIが25以上の人は食生活を見直したり運動を取り入れたりすることで、適正な体重に近づけていきましょう。
※BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。BMI25以上で肥満と評価されます。
関連記事:「インフルエンザを早く治すために食べた方が良いものは? 」
人ごみを避ける
インフルエンザが流行している時期に、人混みや繁華街へ行くのはやめておきましょう。なぜなら多くの人がいる場所では、インフルエンザの感染が起こりやすいためです。
高齢者や妊婦、基礎疾患がある人は、とくに注意が必要となります。やむを得ず人混みへ外出する場合は、飛沫感染のリスクを低下させるためにマスクをつけて出かけましょう。
まとめ:インフルエンザの主な症状を理解し、しっかり予防しよう
インフルエンザの症状は、下の表にまとめたように経過します。
経過の目安 |
主な症状・特徴 |
初期症状 |
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発症1~3日目 |
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発症3~5日目 |
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発症6~10日目 |
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インフルエンザはいきなり高熱が出ること、咳・鼻水・喉の痛みなどは熱や倦怠感の後にでることなどが、風邪との大きな違いです。
インフルエンザの症状は風邪よりも強く出ることが一般的です。
しかし、熱がでない場合もあるため、普通の風邪だと思っても、「実はインフルエンザだった」「コロナだった」というケースは珍しくありません。
「いつもの風邪と違うかも」と感じたら早めに受診することで、自分や周りの方の健康を守ることができます。
インフルエンザの流行は、2023年夏から2024年2月に至るまで継続しているため、引き続きしっかり予防対策を行いましょう。
予防対策には、ぜひ本記事の内容を参考にしてくださいね。
インフルエンザは感染力が強いため、どんなに予防対策しても感染してしまう可能性があります。
予防投与を希望して病院へ行ったときに他の患者さんからインフルエンザをうつされる可能性もあります。
できるだけ他人と接触せずに予防投与をしてほしいと思ったら、ファストドクターを利用してください。
ファストドクターではタミフルの予防投与を行うことができます。
参考文献
[2]アメリカCDC:Key Facts About Influenza (Flu)
[4]アメリカCDC:People at Higher Risk of Flu Complications
[5]アメリカCDC::Flu Symptoms & Complications
[7]国立感染症研究所感染症疫学センター:新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報:
[8]厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A
[9]日本感染症学会:インフルエンザウイルス抗原迅速診断検査利用法―最適な検査時期についての1考案―
[11]日本小児神経学会:インフルエンザ脳症はどうしたら予防できますか?
[12]e-GOV法令検索:学校保健安全法施行規則(昭和三十三年文部省令第十八号)